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未分化型がんと分化型がん
JUGEMテーマ:がん全般

がんと胎児には共通蛋白があり、がんはどこか胎児に似ていました。無限に増殖するがん細胞は、これも無限に増殖する太古の海の単細胞生物にもっとよく似ていたのです。そうしますと、今まで正常であった細胞が、自分の遺伝子の突然変異でがんになるということは、細胞が太古の海で生きていた頃の細胞に戻ることになります。がんは「細胞の先祖返り」であったのです。


太古の海の中で、勝手気ままに増殖していた頃の、原始単細胞生物に近い性質を持つがんが未分化型がん細胞です。一方、無限に増殖する力は持ちながらも、多細胞管理社会の影響を受けて、正常の細胞の顔も幾分兼ね備えているがんが分化型がん細胞ということになります。両方とも無限に増殖するという点では同じですので、その意味では両者とも悪性細胞ですが、分化型と未分化型とではその程度が違います。前に述べた肺癌はこの両者がわかりやすい形で現われた癌であったのです。

| がんは細胞の先祖返り | 05:08 | comments(0) | - | pookmark |
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免疫治療専門医 中嶋靖児
中嶋靖児 著

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